横浜国際プール 追加取材(電話インタビュー・前半)— 公開版

聞き手:森田/話し手:鴨下琳斗さん
※前回の事後インタビューを受けた電話での追加取材。居住地の変遷とプール利用について確認した前半を収録。


冒頭注記

話者・体裁

  • 自動文字起こし(PLAUD)を録音準拠で修正。話者ラベルは「森田」「琳斗」に統一。
  • 固有名詞・同音異義語を修正(琳斗、トライアスロン、矢口市民センタープール ほか)。
  • 大田区のプール名は本人も曖昧なため、発話どおり保持(後に本人が「矢口市民センタープール」と想起)。
  • 発話中の鉤括弧は、話者の口調に被せると意味が変わりうるため、施設の掲示・読み上げなど引用が明確な箇所を除き用いない。

本文

森田: (呼び出し中)出ないか……すいません、ちょっと早いけどお電話大丈夫ですか。

琳斗: はい。

森田: ではいきなり質問しちゃうけど、前回のインタビューでプールのないところに引っ越してしまったと琳斗さんは語ってたんですけど、東京ではどうだったんですか。

琳斗: プールがあったよ。

森田: 目の前、隣に。

琳斗: そう。

森田: 隣町だったっけ。自転車で行けるぐらいのところにあったって話してたね。そのプールはどんなプールだったんですか。

琳斗: 区役所のプールだから……区役所のプールだっけ、市役所だっけ。公の運営のプールでした。

森田: 特に良いプールだとか、気に入っていたとか、そういうことはないんですか。

琳斗: 公のやつだから、来る人は来るけど、好きな人は来るなっていう感じですね。

森田: そうなんだ。設備としては結構良かったんですか。

琳斗: 良かった。まあ、そうね、良かったのかもしれない。

森田: あの、でかいってこと。

琳斗: でかくはない。25の……何レーンだっけな。忘れたけど、一般的な室内プールですね。

森田: そうなんですね。具体的にプール名は覚えてますか。

琳斗: 大田区でしょう、調べれば。

森田: 調べるよ、分かってれば、概要が。だから調べなくても。それで、横浜に来てからはどうだったんですか。

琳斗: あそこ、元町プール。

森田: 元町プール。

琳斗: そうね。

森田: 屋外だよね、元町プールって。

琳斗: そうね。

森田: でも泳ぎやすかった。

琳斗: あっちと……50メートルじゃなかった(かな)。ちょっと屋外だからまたいろいろ違うけど。

森田: でも結構泳いでた。

琳斗: まあ、そうね。

森田: ちなみに、3キロ泳いでたのはどこのプール。

琳斗: 大田区。

森田: ああ、その頃の話なんだ。

琳斗: わざわざ行ってたの、そっちに。

森田: 大田区まで。

琳斗: はい。

森田: 前から泳いで慣れてるからってことで?

琳斗: それもあるし、捕まえてきたトライアスロンをやってた人が大田区在住だったから。

森田: なるほど。そういうことだったんだね。

琳斗: はい。

森田: ということは、修行してたわけだね。25mだから。

琳斗: そうですね。

森田: すげえな。60往復だ。

琳斗: そう、25だから、また違う、同じところをぐるぐるするっていうメンタル的な練習ですね。

森田: メンタル的なね。100mが4本だから……行って1回、帰って1回だとしたら、120回。修行ですな。

琳斗: やっぱり修行なんですよ。矢口、矢口市民センタープールですね。

森田: そうなんですね。横浜は遊びに行ってた感じなんですね。元町のプールとかは。

琳斗: そうですね。

森田: たまに国際プールも行っておったと。

琳斗: はい。

森田: じゃあ次は、プールが横須賀にあると知って、どう思いましたか。

琳斗: とりあえず1回は行ってみようかな、とか思ってる。

森田: (笑)やっぱり合うプールと合わないプールみたいなのがあるの?

琳斗: 違う、別に。足が遠いだけ。

森田: なるほど、遠いんだ。横須賀にあるとはいえ。

琳斗: うーん、足がないからね、今んとこね。

森田: なるほどね。

森田: 電車で30分ぐらいって書いてあったよ。

琳斗: うーん。

森田: ちょっと大変か。

琳斗: (大田区は)自転車で行ってたからな。

森田: うーん。

琳斗: 元町プールはバスだったかな。

森田: 横須賀ってバス無料なの? ちなみに。

琳斗: 横浜市だけですね。

森田: あら、申し込んだら無料になったりしないのかね。

琳斗: ねー。

森田: そうか、じゃあめんどくさいね。そうすると。

琳斗: でしょ。

森田: 気合い入れていかないと、って感じかな。

琳斗: まあ、そんな感じです。

森田: じゃあ今後どうしたいですか。プール泳ぎ続けるって言ってたけど、その最大の課題はクリアできそうですか。

琳斗: 私、そこが割とネックなんですけど。それで割と挫折しているところがいろいろあるんでね。

森田: 意外と。泳ぐの好きだからっていう――要は何かを叶えるために、全てを犠牲にして手に入れるってタイプじゃないが故の悩みですかね。普通は下手すると県を跨いでどころか、親に車出してもらっても横浜国際プールまで来る子供とかいるじゃん。

琳斗: いると思う。

森田: いるよね。そこまで情熱を燃やさない理由ってあるの? 琳斗さん的に。

琳斗: 性格なんじゃない。

森田: 性格なんだね。なるほど。

琳斗: まあいいや、大田区は自転車で行ってた。元町は何で行ってたかな……バスかな……歩き?

森田: (トレーニングじゃなく)普段の話?

琳斗: 元町。

森田: 歩いても行けるけどね。20分くらい歩くか。

琳斗: 全然思い出せない。

森田: 思い出せないんだ。

琳斗: 電車か、バスか、歩きか。歩いてたのかな。

森田: 歩いてたのかな。

琳斗: 無料だからね、バスはね。結局、金か。

森田: 金か、金なのか。

琳斗: あれだ、貧乏性。

森田: 貧乏性なの。節約しなきゃとかいう気持ちが強いってことかな。

琳斗: なんかその……別に、バスか電車か歩きか、どっちだとしてもお金もかかってないわけじゃないですか。

森田: 横浜はバス無料だからね。

琳斗: 私は多分、割とその、さっき言った通り、足が遠のく人なんで。それが時間……時間が取られるから行かない、ってわけじゃないんだよね。

森田: 時間がね。

琳斗: 時間じゃないとするならば……金くらいしかない。あとはね。

森田: そうなんだ。それはシンプルで万人共通の理由だね。多くの人がその二つは大事に思ってるので。人によっては時間もお金もなかったりするから、水泳は好きだけど時間とお金がないから行けないって人は世の中に五万といると思うよ。おそらく。今の社会ではその物差しが人間の行動を縛ってくるからね。

琳斗: ヤダヤダ。

森田: (笑)じゃあ、そういうシンプルな感じかな?

琳斗: (理由は)お金で。あんま探求してない感じがするけど。

森田: え?

琳斗: 探求してない気がするけどな。

森田: え、お金?

琳斗: 全然深掘ってない気がする。

森田: ああ、いいんじゃないの。深掘ってみたけど、大したことではなかったです、ってことはあり得るので。


末尾注記

  • この取材の後半(聞き手・森田の考察部分)は非公開とした。実在の人物・団体への言及を多く含むため。
  • 「なぜ足が向かないのか」——本人が挙げた「金」「時間」「性格」のいずれでも説明しきれない部分の追求は、後日あらためて行う。本記録は居住地とプール利用の事実確認までにとどめる。

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